SINIS for Xのダッシュボード画面の【フォロワー獲得までのファネル】では、指定した期間の投稿・インプレッション・エンゲージメント・プロフィールアクセス・フォロワー獲得数を比較することができます。
Xのフォロワーを増やすためには、各数値がどのように作用しているのかを意識して、総合的な分析を行うことが大切です。
このページでは、どのような視点で数値分析を行うと効果的なのか?といった具体的な流れをSINIS for Xの画面と合わせて、ご説明します。
①投稿
まず、投稿している投稿数が適正なのか確認してみましょう。
投稿の頻度が極端に少なすぎる場合は、ユーザーにアカウントを認知されるまでに時間がかかっている可能性も考えられます。
【投稿】では、指定した期間内に何投稿されているのかを計測することができるため、
投稿数を検討する際に参考にしてみましょう。
②インプレッション
次に確認して欲しい数値は、【インプレッション】です。
インプレッションは、自社の投稿がどのくらいユーザーに届いたのかを知る上で重要な指標となります。しかし、インプレッションで把握できるのは、あくまで「タイムライン上に表示された回数」です。数値が高いからと言って、ユーザーが投稿内容をきちんと読んでいる、投稿に対して興味を示しているとは限りません。
③エンゲージメント
そこで次に確認していただきたい数値が、ユーザーが投稿に対してどのような反応を示したかを表している、【エンゲージメント】になります。
例えば、ユーザー自身のタイムラインに表示されたり、キーワードを検索して表示された場合でもインプレッション数に加算されますが、【エンゲージメント】では投稿された投稿がどれくらい興味を持たれているかを把握することができます。
Xを運用していく上でフォロワー数を一つの指標とされている方が多いかと思いますが、自社アカウントを継続的に応援してくれる良いファンを増やすためには、日々の投稿で良い反応を集めることが大切です。ユーザーの反応が良かった投稿を分析することで、今後の投稿に活かすことができます。
④プロフィールアクセス
次に自社アカウントをフォローしてもらうためには、ユーザーが『アカウントのトップ画面を表示する』というステップを踏んでもらう必要があります。つまり、プロフィール画面にアクセスされたということは、投稿を読んだユーザーがそのアカウントについて興味を持っていることを表しているといえるでしょう。
指定した期間内の投稿の【エンゲージメント】と【プロフィールアクセス】を対比させてみることで、どのような投稿を行うと好反応を得られて、アカウントに興味を持ってもらえるのか?というユーザーの傾向を掴むことができます。つまりこの分析を繰り返すことで、フォローに繋がる投稿ジャンルを把握できるようになります。
⑤フォロワー獲得
各数値を分解して見ていくと、それぞれの数値は独立しているのではなく、関連していることがわかります。ここまで来たら、最後に、指定した期間中に獲得できたフォロワー数と投稿・インプレッション・エンゲージメント・プロフィールアクセスの各数値がどのような影響を与えているのか仮説を立ててみましょう。
また、フォロワー数が伸び悩んでいる場合には、プロフィールアクセス→エンゲージメント→インプレッション→投稿数といった具合に逆算して確認することで、各項目のどこに問題があるのか、課題の抽出を検討してみましょう。